WTNB機関年代記

イラストと中世、そしてワタナベ

Main menu

Skip to content
  • ホーム
  • ここについて
  • 無回答・その他

Tag Archives: 本類

吉田と職業本:告知ページ

2016年12月19日

本が出ます。二冊出ます。

■続きを読む■

Posted in 日記 | Replies: 3

「善政の効果」の効果

2014年4月26日

600年前に描かれた壁画が現在に及ぼすその効果について、深く深く考察する。

■続きを読む■

Posted in 中世 | Replies: 2

[レビュー] 大聖堂・製鉄・水車

2013年7月21日

暗黒時代史観を蹴散らし、中世を光で満たし、そのまま明るくなりすぎて何も見えなくなる、そんな力あふれる中世欧州の技術史。

■続きを読む■

Posted in レビュー | Reply

[レビュー] ナイルの略奪 -墓盗人とエジプト考古学

2013年7月16日

エジプト学の側面からのアプローチによる一冊、でも俺が欲しいのはその側面じゃない、そんなエジプト史。

■続きを読む■

Posted in レビュー | Reply

これはブログですか

  • レビュー (2)
  • 中世 (8)
  • 日記 (5)
  • 甲冑 (1)

ブログ以外の何か

  • DOUJINのページ

サイト情報

  • ここについて

私について

twitter
pixiv
mail: k-yamada@cx.117.cx

検索

広告テスト

チーズとうじ虫 / カルロ・ギンズブルグ

「そしてチーズの塊からうじ虫が湧き出るように天使たちが出現したのだ」
 16世紀、イタリアの農村の粉屋、メノッキオ。顔が広く議論好きで、聖書に関する自説を風調したがる、そんな男。 だが、その自説が問題だった。
 「そしてこの主なる神とはなんなのか。土と水と空気以外のなにものでもない」。 それは、教会の権威など歯牙にも掛けぬ、恐ろしくラディカルで、見様によっては現代人的で、もはや異端という形容すら生ぬるく異端審問官も困惑する、そんな思想。
 本書は、そんな田舎の粉屋の世界観がいかなる影響のもとに生まれたのかを、当時の背景とともに解き明かしていく。宗教改革、再洗礼派、ボッカチオ‥。だが、その中核はメノッキオ自身の思索に他ならない。
 メノッキオの言葉に「キリスト教的世界観」の最果ての風景を見よ。そして、そんな危険思想の持ち主が、意外とぞんざいに処理される、当時の農村ののどかな姿もついでに見よ。

Powered by WordPress and Foghorn