書籍がいっぱい出る話

とある2023年10月19日
当方が連載していた漫画「竜と勇者と配達人」の最終9巻が発売されます。
で、それに合わせて色々本が出たりキャンペーンが出たりするのでまとめて告知致します。

 

■竜と勇者と配達人9巻(紙/電書)■

 当方が連載していたちょっと異色の中世ファンタジー漫画の最終巻です。発売日は10月19日ですが、それに合わせてキャンペーンも張られます。「読んだことない」「以前読んだけど大分忘れてる」的な方は是非このキャンペーンをご利用下さい。

 ちなみに最終巻のアマゾンページはこちら

キャンペーン1:発売日前後の2周間は既刊が無料開放されますよキャンペーン

 具体的には10月12日~10月25日まで、連載媒体(ニコニコ静画、となジャン)にて既刊の1~8巻分が無料開放されます。掲載媒体へのリンクは下記になります
■静画■
■となジャン■

キャンペーン2:それとは別にヤンジャン系列のキャンペーンもやるよ

 キャンペーンその1が終わって数日経った10月28日~11月10日までの間、1~4巻がまた無料開放されます。今度は連載媒体ではなく電書サービスが対象になります。Kindleとか楽天koboとかです。主要な電書サービスを使ってる方はこの際にキャンペーンを利用されてはいかがでしょうか。
 下記URLより、各巻の主要電書サービスに飛ぶことができます。
https://www.s-manga.net/search/search.html?seriesid=37436

 キャンペーンその1とその2は別系列のキャンペーンですが、あわせるとちょうどほぼ一月間既刊無料開放やってる感じになります。集英社も太っ腹ですね。

◯店舗特典もあるよ

 また以前のように今回も店舗特典もついてきます。メロンブックス様とCOMIC ZIN様にてついてきますので、いつもの武具語りを見たい方はそちらにてお買い物止め下さい。

 
 

■竜と勇者と配達人 私家版(電書(とりあえずkindle))■

 本連載を追っていた方なら、この作品には単行本に載っていない話やweb掲載のみの番外編が結構あることに気付かれた方もおられるのではないでしょうか。自分もそう思って調べたら、未掲載の話が180P近くもありました。思ったより多かったです。

 で、これを眠らせるのは流石に勿体ないので、集英社と交渉して、作者が個人的に出す「私家版」という形で出版する許可を頂戴してまいりました。そしてついでに、この際出せるものはみんな出しちゃえということで、本編で語られなかった裏話や設定、新規の番外編などを100Pくらい(予定)描き下ろして、計300くらいの盛り盛りの内容にする予定です(追記:最終的に427Pになりました。締切に合わせて泣く泣く削ってた筈なんですけどね。何故だろう。)。とまあページ数はともかく、本作を追ってきた方であれば損はさせない内容になるのではと自負しております。
 突貫で作ったので誤字脱字であったり不足があったりするかもですが、アップデートなどでできる限りその辺も対応しようと考えております。

 尚、現在は電書のみを予定しております。紙の単行本を買ってこられた読者の方には裏切るようで申し訳ないのですが、印刷費という大人の事情はどうにもならんかったのです。電書のプラットフォームは当面はkindleのみですが、場合によっては増えるかもしれません。
 既にamazonの方にページはありますので購入/予約はこちらからどうぞ。

 中身がどんなもんか気になる方は下記リンクあたりを参考にどうぞ
・未掲載のお話サンプル:静画/となジャン
・描き下ろし番外編サンプル:静画/となジャン
・描き下ろし設定サンプル:静画/となジャン

 
 

■十三世紀のハローワーク(新規電書版)■

 中世ヨーロッパを始めとした歴史上の様々な時代・地域に存在した職業をゲームチックなパラメータと共に紹介する本。ありがたいことに世間様からも大変好評を頂いておりまして、何度も重版されているのですが、それと同時に電書でよこせという意見も幾度となく寄せられておりました。
 というわけで、「吉田」の単行本最終巻発売に合わせて、「ハロワ」の方も合わせて盛り上げようということで電書版を出す流れになりました。
 また、興味はあるけど値段が高いので手が出ないという方のために、一迅社がなんと100P無料で試読可能という狂ったキャンペーンをやっておられますので、まずはそちらで様子を確認されるのが良いでしょう。
一迅社様サイトでの試読はこちら
アマゾンでの購入・予約はこちら(9月末現在では紙のみの登録となってますが)

 
 


以下、おまけ

■タンホイザア、日本を知る■

 こいつは告知予定じゃなかったんですが、せっかく思い出したのでついでに告知致します。
 「私家版」をkindleに登録するための実験台としてむかーし描いたイラスト同人誌をkindleに入れてみました。確か全部で32Pくらいのイラスト集です。13世紀の騎士であり詩人でもあるタンホイザーが現代日本を旅し、評すというコンセプトの唯一無二の本です。
 購入はこちらからどうぞ。


4 comments on “書籍がいっぱい出る話

  1. 私家版は、紙媒体で販売がないだと!?
    まあ、ハロワは5年以上経って電子書籍化ですからね。待ちますよ、5年でも10年でも。

  2. 紙媒体派なので、電子書籍を購入したことがないため質問なのですが
    今後何らかの理由で、kindleのサービスが終了してしまった場合、購入した電子書籍は読めなくなってしまうのでしょうか?
    私家版が電子書籍での販売のみなので、この点を心配しています

    • 当方も詳しくはありませんが、過去に電書サービスが潰れた場合ですと、返金、端末へのダウンロード対応、他サービスへの移行などの処置が行われた例が多いようです。
      ただ、kindleは今のところ最大手でありますし、少なくとも当面は潰れるリスクが最も低いサービスだとは言えると思います。もちろんリスクはゼロではありませんが、あまり気にしすぎるほどでもないのではと考えております。

      尚、当方は将来的には他の電書サービスにも私家版を出す予定ではあります。数ヶ月は先のことになると思いますが、少なくともkindleが潰れるよりは早いでしょうから、「読めるサービスが存在しない」という事態にはならないと考えてよろしいかと存じます。

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