仮設甲胄庫: 購入代行と廉価帯甲胄サンプル


 甲胄売買に不慣れな方のために、当方による購入代行も承っております。
 個別の相談対応も承ってますが、甲胄検討の参考に、いくつか取扱可能でアフォーダブルな値段の甲胄の例をサンプリングしておきます。
 具体的な値段とか「こんなの欲しい」とかそういう話がありましたら当方までコンタクト下さい。


留意事項および規約

  • 基本的にオーダー品です。(中古品はタイミング次第なのでここには載っけません)
  • 海外の甲胄屋さんもピンきりなので、注文して1、2ヶ月で作成することもあれば、一年近く待つものもあります。
  • 工房によっては、送料を安くするためにある程度まとめて注文するようにしてる所もあります。タイミングによっては注文がまとまるまで待つか、送料が高くなることもあります。
  • あくまで「安くて使える」を追求するのならプラ製鎧に行き着くのですが、団体によって非推奨だったりするので、個別の事情がある例や細かいパーツを除いてここでは紹介していません。
  • 規約的な何か

     弊サイト経由で甲冑を注文される場合は、以下の内容に同意頂いたものとみなします。

    ざっくりとした決め事(クリックで開きます)

    ○支払いについて
    支払状況の管理が面倒くさいので、代金は現物と引き換えでやっております。
    注文後に注文主が逃散したりして連絡が取れなくなったりした場合は、注文した甲冑は当方が貰い受けます。

    ○引き渡しについて
    学園に参加される際に連絡頂ければ持って行きます。
    ただし、夜練の場合は小物以外は運搬困難です。(電車が混んでるので)
    なお、練習日までに期間があると高確率で忘れるので、練習日の1~2日くらい前に改めて連絡するのがお薦めです。
    豊島区の弊宅に引き取りにきて頂けるのであれば大歓迎です。自営業なのでだいたいいつでも空いてます。

    ○甲冑注文したけど、やっぱり別のものが欲しくなったのでキャンセルしたい
    注文先の工房がキャンセルを受け付けている場合はキャンセル可能です。
    しかし、既に先方が製作を開始していたり、返金に対応していない場合は原則としてキャンセルは不可とご理解ください。

    どうしてもキャンセルしたいという場合は代金の3割のキャンセル料を頂戴します。
    ざっくり言うと、問題の甲冑を3割引きで別の人に回して、3割のキャンセル料と合わせて補填する想定です。

    ○買ったはいいけど、色々不満があるんだけど
    甲冑業界にはよくあることなので多少のことは諦めましょう。
    ここで扱ってるのは値段優先の品が多いので、どうしても細かな点で不備が出る可能性はあらかじめご承知おき下さい。
    ただし、明らかに注文にそぐわない物品が届いてしまった場合(鉄が薄すぎてバトルに使えない、注文したサイズとあまりにも違いすぎる等)は
    当方の責任ということで、無料でのキャンセルもしくは瑕疵に相当する割引に対応致します。

    ○値段について
    基本的に、甲冑代金+支払い手数料+送料+関税+@の金額を設定しています。

    Q:プラスアルファってなんやねん
    A:同じグレードの甲冑を頼むにしても、安いけど時間の掛かる工房もあれば、早いけど値段が張る工房もあります。
    また、中古は総じて安めですが、手に入るかどうかは当然、時の運です。
    そんなわけで甲冑の手配にも旬というものがございます。
    しかし、特にビギナーのファイターの方には、なるべく時期に関わらずに甲冑を安定供給したいので、値段の平準化のため、「@」の部分で調整を入れています。

    また、プラスアルファの部分は、買ったはいいけど使えない甲冑が届いちゃった場合の補償なんかにも充てる想定です。
    基本的に当方の利益は目的としておりません。現時点ではガッツリ赤字です。


ギャンベゾン

 ギャンベゾンについては、インドの職人に頼むのが一番安上がりです。
 ぶっちゃけ質は良いとは言えませんが、そこそこのブツを相場よりお安く入手可です。注文すれば、大抵の形状には対応してくれます。サイズや色、模様などの注文にも当然対応しています。

取扱いパターンの例

取扱いパターンの例


サーコート

 現在探索中です。一応、50ドル+送料で任意のデザインにカスタム対応してくれることろは確保しているのですが、もうちょい安いところはないかなあと調べているところです。
 勿論、裁縫ができる方であれば自作してしまうのも手です。

以前頼んだ眼鏡サーコート

以前頼んだ眼鏡サーコート


胴鎧

 兜の次に甲胄を特徴づける胴鎧。しかし、同鎧は意外と「ごまかし」が効く部位でもあったりします。
 例えば十字軍~14C前半くらいのスタイルであれば、サーコートを上に着込むことで中の胴鎧は隠蔽することができます。つまり胴鎧のタイプを問わず着用できてしまうわけですね。

 ともあれ、着こなしはまた機会があれば語るとして、ここでは代表的な胴鎧の種類と廉価帯のサンプルをご紹介しましょう。

コート・オブ・プレート(COP)

 まともな胴鎧で一番安いのはコートオブプレートと申せましょう。
 バトルに十分な防御力を持つ一方で作りやすく、戦士の中には自作する人もいます。寸胴スタイルになるという欠点もありますが、安く甲胄を揃えたいのなら有力な選択肢の一つです。
 オーダーを扱ってるところなら大抵、表面の革の色や模様のアレンジとかにも対応してくれます。

簡単な模様とかも

簡単な模様とかも

プレートアーマー

 一般的にお高いと思われている(かもしれない)プレートアーマーですが、胸&背当てだけなら意外と廉価で扱っているところもあります。

安価プレート。背中付き。

安価プレート。背中付き。

 ただしこの手のプレートアーマーの場合、いわゆるスカート(ファウルド・タセット)部分がくっつくタイプになると一気に高くなります。ので、下図のようなのが欲しい場合は相応の出費を覚悟しといて下さい。

お高いプレートアーマー

お高いプレートアーマー


 以下の鎧は、個性的ではありますが、COPや廉価プレートアーマーに比べると多少値が張る系の鎧です。

ラメラーアーマー

 アジア系とすこぶる相性の良いみんな大好きラメラーアーマー。素材には革、プラ、鉄など。革と鉄が主流ですが、そこまで顕著な値段の差は無いように見えます。

 意外とデザインの幅が広く、オシャレなものもありますが、基本的に肩やスカートなどがついて立派になるほど値段も高くなります。中古品が出回ることもあるのですが、何故かでかいのばかりが出品されている印象が。

 安定して比較的安価に購入出来るところもありますが、下図のように胴のみのものになりがちです。

廉価帯ラメラー

廉価帯ラメラー

 なお、ラメラーアーマーはプレートの枚数が値段に比例する工房が多いので、小柄な人は有利です。

参考までに、お高いラメラー

参考までに、お高いラメラー

和甲胄

 みんなだいすき和甲胄。海外の職人も興味があるようで、主に米国を中心にバトル用和甲胄を扱っている工房も幾つかあります。
 安価なのだとこんな感じになりますが、それでもCOPとかに比べると最低価格帯も多少上がります。

安価和甲胄。プラ製。

安価和甲胄。プラ製。

 なお、和甲胄の胴に関してなら、本歌(本物)の鎧をヤフオクあたりで買ってくる選択肢もあります。場合によってはそっちの方が安上がりなこともあるかもね。
 丸武のような日本の工房のものは基本的にバトル用ではないので、バトルに用いるとベコベコになる可能性が極めて高いです。

比較的立派な和甲胄

比較的立派な和甲胄

ブリガンダイン

 広い意味ではコートオブプレートと似たような構造ですが、腰回りのくびれを備えてよりスタイリッシュになったのがブリガンダインです。
 COPの3倍くらいが相場と言われるブリガンダインですが、ハルキス式やウィンブルドン式呼ばれるタイプなら比較的安価に手に入ります。

ウィンブルドン/ハルキス

ウィンブルドン/ハルキス

 それ以外のスタイルのブリガンダインは、こだわる人向けと言えましょう。

見るからに高い例

見るからに高い例


腕・足鎧

 胴鎧に比べると、パターンは比較的限られています。
 ちなみに、腕と足に関しては、部位によって推奨度合いが異なりますので、スタイルなどと御相談下さい。

プレートアーマー

 一般的に想定される甲胄に近い腕/足鎧です。
 総じて高めですが、下図のようなものであれば比較的安価に作ってくれるところもあります。

廉価帯プレート手足

廉価帯プレート手足

パーツ式プレートアーマー

 名前は適当に着けました。上記のものとは異なり、前腕、膝、上腕、肩の各部位にパーツが別れており、それらを紐でつなぎ合わせるタイプの腕鎧です。
 紐の長さによってある程度長さの調整がききますが、紐が緩んだり切れたりすることもあったりして結構面倒くさかったりもします。

わかりづらいけどパーツ式

わかりづらいけどパーツ式

スプリント式腕足鎧

 細い鉄板を筋状に並べて巻いた、日本の「篠」に近い構造の腕/足鎧です。ドイツ方面で比較的多く用いられていました。

ブリガンダイン式と呼ばれることも

ブリガンダイン式と呼ばれることも

 プレートアーマーに比べると防御力はやや劣る傾向がありますが、サイズ的な意味での柔軟性があり、そして圧倒的な収納力を誇ります。

展開時

展開時

 肘や膝のコップを除けば、自作する人もいるとかいないとか。総じてリーゾナブルなものが多いです。

bazubands

 前腕と肘の双方を守るタイプの腕鎧です。これも割と安価に作ってくれるところがあります。このバズバンドは、金属以外に革製のものも多いです。

bazubands例。左図のものは、もうちょっと肘の内側をカバーしたい

bazubands例。左図のものは、もうちょっと肘の内側をカバーしたい

 ただし、見ての通り上腕や肩は守備範囲外なので、ここを守りたい場合はパーツを別途に用意する必要があります。

すね当て

 すね当ては、そもそもSCA(ヘヴィファイト)の攻撃禁止部位なので特に必要ありません。
 ただし、念のために守っておきたい人や、おしゃれの為に一着欲しい方は用意するのもアリでしょう。

すね当て。足の形にフィットするか否かが命。

すね当て。足の形にフィットするか否かが命。

肩鎧

 肩鎧も色々ありますが、複雑でゴツいほど高くなるという極々シンプルな理屈に従っています。ゴツいミラノ式の肩鎧とかだとそれだけで2万以上したりします。

下に行くほど高価。最下は参考までに。

下に行くほど高価。最下は参考までに。

 競技との相性という意味では、あまりゴツい肩鎧は注意したほうが良いでしょう。値段がかかる上に、兜などと干渉して腕が上げにくくなる恐れもあるためです。
 (「歴史上の戦士」であればそもそも腕を高く上げる必要がないケースもあったりするのですが、激しく動く上に接近戦上等の現代甲胄バトル競技だとそうもいかないわけです。)

 人によっては、機動性を重視して上腕や肩の鎧を省いてしまうこともあります。
 ただ、初心者のうちはちゃんと防御を固めた方が良いという意見もありますし、この辺は戦闘スタイルや他の防具などの状況に応じて判断すべきでしょう。

ガントレット

 ガントレットも凝ればきりが無いのですが、現在、インド方面に安くてファイトに使えるステンレスガントレットを作ってくれる工房をひとつ発見しております。

 上記の写真がサンプルです。流石に品質は上物とはいえず、何度も握ってるとたまにプレートが引っかかったりしますが、その辺を考慮しても、安くて早くて品質も及第点。
 ということで、とくにこだわりがない場合はこいつを現在お勧めしています。興味があればご一報をば。

 さて、本題の兜です。一般的に、初心者は視界の良い兜を用いることを推奨されています。
 単純に視界が悪いと不利になるという点もありますが、それに加えて「視界が悪いとどう攻撃を食らったのかがわからず、経験値が溜まりづらい」という側面もあるんじゃないかなと思います。
 その辺を踏まえて、安くて視界が良い初心者向け兜がいわゆるバーグリルタイプの兜です。

 とは言え、みんなシンプルなバーグリルばっかりというのも味気ないので、ここでは、安価でそこそこ視界も良さそうで、できればオシャレ度もありそうなものを幾つか見繕ってご紹介しましょう。
 やはり兜は甲胄の顔ですので、可能な限り実用性とオシャレを両立せんとする戦士の方々を当方は応援します。


とても安い兜

 やはり、シンプルなバーグリルは最も安価な部類です。

バーグリル

バーグリル

 また、それと並んで(場合によってはそれ以上に)安価なのが、下図にある荒い兜達です。

最安値帯

最安値帯

 表面も磨かれておらず、いかにも廉価品という感じですが、コストパフォーマンスだけはとても高いです。一応SCA専用に甲胄を提供してる工房なので、実用性は大丈夫でしょう。


そこそこ安い兜

 以下は、最安値ではないものの、最初のヘルムとしても妥当な感じの価格帯のサンプルです。

 グレートヘルムは概して安い兜ですが、一方で視界は十分良好とは言えません。しかし、下の図のように、追加のスリットを設けたり、視界用の穴を沢山あけるといったアレンジをすれば、低価格と良視界を両立することができます。 ちなみに左側の兜は当方自身で実験済みです。

視界増強グレートヘルム

視界増強グレートヘルム

 バイザー付きシュガールーフ、バシネットなど、14世紀前後のバイザー式兜だと、この辺がお安いです。右上のやつは割と人気ですね。やはりこれらも、覗き穴を増強することで視界を確保できます。
 

バイザー的な

バイザー的な

 ビーク(目庇)付きバシネットとネイザル(鼻当て)付きバシネット。この手のバシネットは、バーグリル+チェインメイル(のアヴェンテイル)の組み合わせを用いる事によって、ヒストリカルな外見と視界を両立しています。

非バイザー型バシネット

非バイザー型バシネット

 上記のバシネットと同じような理屈でを視界と外見を両立させているのがケトルハットと呼ばれる歩兵用の兜。関西の地に旅立っていたファイターも愛用していました。

ケトル

ケトル

 

 バーグリル的ではありますが、オニオントップな曲線美を導入することでアクセントを設けている例。

wolf rib?

wolf rib?

 スパンゲンヘルム達。歴史的な位置付けは微妙な例が多いですが、あえて位置づければ民族大移動時代といったところでしょうか。

大移動

大移動

 ファンタジーヘルメットの中にも安価なものはあります。と言っても、下図のものそのままではSCAバトルに使えないので、バーを追加してもらうことになりますが。

エルフ兜とのこと

エルフ兜とのこと

 ロシアを中心としたアジア系の兜。 アジア兜も、バー+チェインの組み合わせが多いです。 左の写真にはチェインメイルのアヴェンテイルがついていませんが、追加可能。

アジアの香り

アジアの香り

 みんなだいすきジャパニーズカブト。高級品に比べればどうしても安っぽくなりますが、最初の兜としては十分でしょう。

和

 余ったその他の兜をまとめて紹介。左はトーナメントヘルムの一種で、右はご存じヴァイキングヘルム。

他


安くはない兜

 とまあ、だいたいこの辺が安くて視界もそこそこな兜の類になります。
 もしこれらの兜に満足できないようであれば、初心者用としてはややお高くなりますが、もうちょいファンシーな兜もご紹介できます。

ちょい値が張る系

ちょい値が張る系

 せっかくなので、更に拘る人向けのオシャレ兜の数々も紹介しておきましょう。この辺に行くと二桁万円は普通に越えるものが転がっています。

更に値が張る系

更に値が張る系


その他の細々としたパーツ類

 以下のパーツは、だいたい当方が廉価で無難に使えるものを確保しておりますので、特にこだわりがないかぎり買ってくる必要はありません。

  • ゴルジェット(予定)
  • ハーフガントレット(予定)
  • 兜用コイフ
  • ラタン棒
  • カップヒルト/バスケットヒルト
  • 盾用ガントレット(予定)

 また以下のパーツは日本でも普通に買えるので、アマゾンなり何なりを使って各自確保しましょう。

  • 膝パッド
  • 肘パッド
  • ファウルカップ
  • 足鎧吊り下げ用ベルト
  • テープ、紐、緩衝材、その他工作用具

2 comments on “仮設甲胄庫: 購入代行と廉価帯甲胄サンプル

    • こんにちは。
      1:本コーナーは原則として知り合い限定です。
      2:コメントでのやり取りは受け付けてませんのでメールかDMにて御連絡下さい。
      そんな感じでお願いします。

丹羽 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です